コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を生産する自己細胞

線維芽細胞の培養

現在研究開発中の技術です。

肌細胞治療(しわ)に使用する自己の線維芽細胞です。線維芽細胞は、ハイパーDC療法(樹状細胞療法)のワクチンを製造する過程で使用される細胞で、当社の培養技術で線維芽細胞を多量に生産できます。自己の皮膚を小豆大に採取し、培養・増殖して製造されるものです。線維芽細胞は、皺(しわ)の治療に最適な細胞と言われて、特定認定再生医療等委員会で第2種の認定を要する高度の医療技術です。一回の皮膚採取で5回~20回分位の肌細胞治療の線維芽細胞が培養できます。冷凍保存で保管して、数年後のしわの一部分のメンテナンスに使用します。
当社は、がん治療のハイパーDC療法(樹状細胞療法)時に用いる線維芽細胞の培養時にできる副産物の再利用を美顔の細胞療法治療(コラーゲンやヒアルロン酸療法ではありません)として医療機関に提供を開始する予定です。

線維芽細胞

線維芽細胞(fibroblast)は、結合組織を構成する細胞です。
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった真皮の成分を作り出します。細胞小器官が豊富であり、核小体が明瞭な楕円形の核を有し、細胞質は好塩基性を示します。 また、線維芽細胞は比較的分裂周期が早い為、特別に処理をしないで同じ容器の中で複数の細胞と共に長期間培養すると他の細胞よりも大量に増殖します。

利用者の真皮を培養し、得られた線維芽細胞を注射器で皮膚(表皮と皮下組織の間の真皮)に埋め込みます。線維芽細胞は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を生産して、皺を改善します。自己の細胞を利用するために副作用はありません。簡単な手技による施術は、医療機関の美容整形のみならず、再生医療として、一般的な医療機関でも実施できます。(特定認定再生医療等委員会で第2種の認定を要する)

真皮(Dermis)

表皮と皮下組織の間の乳頭層と真皮網状層から構成される皮膚の層で、線維性結合組織から構成される。真皮の約70%をコラーゲンで占め、他に弾性線維(エラスチン)、細胞外マトリックス(以前は基質と呼ばれていた)、ヒアルロン酸といった線維から構成されます。これら線維が古くなり弾力を失うことが皺の最大の原因です。

皺(しわ)

小じわは、乾燥した肌に現れる浅く細かいシワです。主に目元、目尻、などに見られます。
表情しわは、表情をつくるときにできるしわが、その表情を戻しても残ったままになる状態です。眉間、額や鼻根部などに現れます。
真皮しわは、老化や紫外線で皮膚の弾力性がなくなったり、皮下脂肪の増減や重力により、表面の皮膚がたるむことで生じます。原因としては、乾燥と、紫外線によるコラーゲンとエラスチンの減少が考えられます。また、加齢によって表情筋が衰え、皮下脂肪が増えた結果、重力によって垂れ下がり、しわができます。